学校法人 青木学園 緑苑台認定こども園

保育園ブログ

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.7 〔~295日目〕

北海道も30℃を超える日が続き、小麦もぐんぐん成長し、文字通り小麦色へと変化を見せました。

8月中頃と想定していた収穫時期も早まり、先日小麦の刈り取りを行いました。畑の整地などの事前準備も含めると昨年の8月頃から、プロジェクトが始動していたこともあり、刈り取りながら「小麦を収穫するまでにこれだけの時間がかかるんだ…」「1年前ってあっという間だね」と1年という時間の長さや作物を育てる苦労をその身で感じているようでした。

収穫は20分程度で終わりましたが、小麦を束にする作業がなんと1時間弱!!作業を進めているうちに、自然と「麦集めをする→紐を切る→束に縛る→紐が緩まないように再度縛る→落ちた小麦の粒を拾って集める」といった流れが自然と出来、全員で一致団結し集中して最後まで取り組みました。

作業しながら麦の本数を集計してくれる子もおり、その数なんと『約2400本!!』子どもも支援員も驚きが隠せませんでした!

収穫を終えましたがプロジェクトはまだ終わりません。2週間乾燥させたのち、脱穀・精選・製粉と小麦から“小麦粉”にする工程も引き続きブログでお知らせしていきます!ご期待ください!

2024-07-25

どんぐりクラブ 紅南公園遠足!

今回の遠足は学校の振替休日を使って、少し距離のある公園まで歩きました。普段の散歩道とは違い、花や木々といった自然物が多く「なんか熊とか出てきそうだな…」「出てきたらやっつけてやるよ」と会話を楽しみながら歩きました。


公園に着くと以前来たことがある子が“カブトムシを見つけた木”を教えてくれ、林道を散策し虫探しを楽しみました。遊具遊びも大盛り上がりで、1番人気はターザンロープ!!はじめは両手で綱を掴んで乗っていましたが慣れてくると片手放し、足上げ、決めポーズ等々…自分たちで技を作って披露し合う様子はさながらショーのよう!12年生には少し縄が高く、困っていると一緒に並んでいた上級生が自然と手を貸してあげたり、不安そうにしている子に対して「ちゃんと支えてあげるからやってごらん」と思いやりの溢れる声掛けをしている様子に子どもたちの成長も感じられました。


他にも鬼ごっこ、ボール遊び等、行きでの疲れを忘れさせるほど元気よく遊んでいました。夢中で遊んでいても子どもたちの体内時計はとても正確で、支援員が声を掛ける前に「そろそろ昼ご飯?」との声。
“いただきます”の挨拶は運動会で応援団をやっていた
2名が元気良く挨拶をしてくれ、ランチタイムに活気を付けてくれました。


食後はシートに寝転んでのびのびしたり、サッカーや鬼ごっこをしたりと自由に過ごしました。帰り際、体を目いっぱい動かして疲れているかと思いきや「もっと遊びたい」「あと少しだけ居ようよ」とまだまだ遊び足りない子もおり、その体力に驚かされる支援員…。帰り道では日中の疲れや食後の眠気も次第に出始め、やや疲れ気味の様子でしたが、一緒に歩く仲間と「あと(体力)何%?」「2%」「俺、10%‼」と自身の体力メーターを都度報告し合いながら最後まで頑張って歩いていました。パワーのある子どもたちとこれからどんな活動をしていけるのか楽しみです!

2024-06-05

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.6 〔~234日目〕

最近は数日見ないだけでその成長っぷりに驚かされる程に最近は成長が著しく、子どもたちも窓から麦を眺めて「またデカくなってるー」と日々驚きの反応を見せてます。


野菜を植えに行ったときに小麦の様子も観察しました。5月の初めに土寄せ・雑草抜きをした時は、子どもたちのくるぶしくらいまでしかなかった葉が、気が付けば膝、中にはおへその位置まで伸びているものもあり改めて小麦の生命力の強さを実感している様子でした。中には虫に食われている葉もあり先日のちょこっとスタディ(5月17日の記事参照)の影響もあり、「アブラムシが食べてるんじゃないか?」「なら、テントウムシに助けてもらわないと」「テントウムシも葉を食べちゃうんじゃ…」等々、教わった知識を元に話が盛り上がっていました。


順調に成長すればそろそろ穂が出てくる頃です。これからの小麦の成長にも乞うご期待!!

2024-05-23

どんぐりクラブ どんぐりファーム始動

 どんぐりファーム始動!と言っても4月上旬から畑の雑草や小石を取る作業を始め、肥料を撒き、約2か月コツコツ準備をしてようやく迎えた苗植えだったので“苗植え”の話をすると『待ってました!』と言わんばかりに嬉しそうな表情を浮かべる子どもたち。今回植えるのは『トマト・ピーマン・ジャガイモ』の3種!学年ごとに場所を割り振って植え付けスタート!自分で植えた苗には自然と愛着が湧いてくるようで、「大きくなれよ」と我が子のように葉っぱの部分を撫でたり丁寧に水をあげる様子も見られました。


続いて、風よけのビニールを張る作業にも挑戦!クラブの周りは自然に恵まれていることもあり、今回はなんと、支柱部分を裏山へ行き自分たちで探しました。枝は余りある程見つけられるのですが、短かったり、細かったり、太すぎたり、腐っていたり…と、“手ごろ“となると中々骨が折れる作業で、裏山中を駆け巡り、約30分かけて集めた枝の総数はなんと”70本‼“


 しっかりと吟味して選んだ分、支柱として丁度良い枝が多く、ピンッと苗を守るカバーを張ることが出来ました。活動が終わり、クラブに戻り窓から自分たちで完成させた畑の様子を見ると苦労した分、達成感もひとしおで、言葉に出さずとも笑顔が止まらない様子の子どもたちでした。


今年のどんぐりファームは、無事に大成功で終われるのか?これからの成長、収穫、調理と楽しみは尽きません! 

2024-05-22

『どんぐりちょこっとSTUDY』はじめました!

クラブ指導員や隣接するこども園の保育士など身近な大人が学校の授業とは違った視点から、'ためになる知識、ちょっとした豆知識、はたまた無駄知識まで、ちょこっと知識を伝える時間'として、今年度より『どんぐりちょこっとSTUDY』という新たな取り組みを始めました。

記念すべき第1回目のテーマは「害虫と益虫」についてで、初めは少し騒がしかった子どもたちも「害虫ってなんだ?」「この虫はどうなの?」「テントウムシも害虫なの?可愛いのに!」と話が進むにつれて、どんどん興味が湧き質問や発言をして楽しみながら参加していました。不快害虫という括りの虫が紹介されると、「'フカイ'ってどういう意味だ」「(地中)深いってこと?」とコントのようなやりとりもありつつ、あっという間の20分間でした。

次回はどんなちょこっと知識が待っているでしょうか?
お楽しみに!

2024-05-17

どんぐりクラブ 鯉のぼりを飾ったよ!

55日は端午の節句!クラブでは先駆けて“こどもの日お楽しみ会”をしました!


支援員が用意した鯉のぼりは、体の至る部分のパーツが無く、鯉のぼりを完成させるべくクラブ中をみんなで探し回りました。椅子の裏や、玩具の底、ポスターの裏や本棚の間等々…、簡単に見つかるのもあれば隅々まで探しても見つからないパーツもあり、やや諦めムードが出る場面もちらほら…しかし、見つける難易度が上がるほど見つかった時の達成感は格別で最後のパーツが見つかった時には自然と称賛と喜びの拍手で溢れていました。


みんなで一生懸命探して完成させた鯉のぼりには自然と愛着が湧いてきたようで“コイちゃん”と命名!そんなコイちゃんと一緒に行ったのは“こどもの日クイズ”。鯉のぼりを飾る意味や、どうして55日に行うのかなどを3択形式で出題、中には思っていた答えと違う問題もあり子どもから「えー!知らなかった!」と驚きの声も漏れる場面もあり、楽しく盛り上がりながらも行事の由来等について触れることが出来ました。


クイズの後は自分たちで作った鯉のぼりが泳いでいる様子を見に行きました!この日はとてつもない強風が吹き荒れており、鯉のぼりたちも全力で泳いでいたり中にはスピンしていたりと中々見ることが無い鯉のぼりの様子に「泳ぎすぎじゃん!」「運動神経すご!」等々、仲間同士笑い合う場面もありました。


元気に泳ぎ回る鯉のぼりの姿はさながら、毎日活気のあるどんぐりクラブそのものだと支援員の間では話題に!この鯉たちのようにこれからの活動も全力で楽しんでいきたいですね♪

2024-04-24

どんぐりクラブ 小麦成長日記 vol.5 〔~197日目〕

3月からクラブみんなで一生懸命雪堀りをした甲斐があり、4月に入り麦畑の雪もすっかり溶けました。雪解けの直後、麦は枯れている葉が多く「ダメになっちゃったかな?」と不安な声も上がっていましたが、暫く様子を見ていると4月中頃から枯れていた葉がまた青々と芽を伸ばしてきました。

麦の力強さに子どもたちも驚きと関心を向けています!成長が続いていると分かったらこの麦をどう調理するかを考えているようでピザやうどん、ラーメン等々…アイディアは尽きず、どう麦が変身するかに期待を膨らませているようです!

2024-04-16

どんぐりクラブ 新年度スタート!!

今年度は新たに11名の仲間を迎えての27名でスタートしました。初日は「新入生歓迎会」を行い、新入生は前に出て一人ひとり自己紹介をしました。新しい環境の中で緊張も見られましたが自分の好きな物などを発表しました。


今年の歓迎会では“なんでもバスケット”“ボール運びリレー”“ドッジボール”の3つのゲームを行いました。1ゲーム目では緊張して話せなかった子もいましたが、2ゲーム、3ゲームと進めていく内に徐々に笑顔や活発さが増え、会が終わる頃には共通の趣味について話をしたり、その後の昼食の時間には学年関係なく一緒にご飯を食べる姿も見られ、互いを知るきっかけになったようです。

今年1年、よろしくお願いします。

2024-04-01